【シュタフィルVIEW -vol.4- 佐古健一】
シュタフィルVIEW、第4弾は、ゲストチェロトップとしてご出演いただきます、佐古健一さんです。
佐古さんは、プロのチェリストとしてご活躍されており、現在は東京を拠点としながらも、日本全国津々浦々のオーケストラなどにご出演されています。
今回は、縁あって、私たちシュタール・フィルの演奏会にご出演いただけることになりました。
早速ですが、京大オケの出身と伺っていますが京大のご出身なんですか?
はい。京都大学に入学し、京大オケに入っていました。
ということは、京大を卒業してプロになったということでしょうか?
厳密に言うと卒業した途端ではありませんが(汗)、やっぱり自分の好きなことをやって生きていきたいなぁと思って、東京芸術大学に入り直しました。
音楽は昔から好きだったんですか?
そうですね。3歳の頃からチェロを弾き始めていましたので、弾くのが当たり前という感覚ではありましたが、続いているということは好きだったんでしょうね。
でも、転機と言えばいいのか、中学でオーケストラ部に入部したんです。その時に初めてオーケストラの中で弾く楽しさに目覚めた感じですね。
それで大学に入ってもオケを続けようと思ったんですね。
そうです。でもいつの間にか本業の勉強よりも音楽の方にハマってしまって(笑)
あー、京大オケあるあるですね(笑)
そうです(笑)
話は変わりますが、1か月でどれくらいの本番があるんですか?
多いときには毎週末なにかしらの演奏会があります。首都圏だけでなく地方のオケにお邪魔することも多いです。
仕事が土日が多いってことですよね。一般的なサラリーマンとは全然違いますね。
じゃあ、あまり休みの日がない感じなんですね。地方のオーケストラにご出演されるときは、どのようなスケジュール感なのでしょうか?
公演が例えば日曜だとすると、その何日か前からリハーサルが始まるので、週の真ん中からお出掛け、ということもあります。その場合は、ほとんど旅行ですね。旅行は好きなんです。自分の知らない土地に行ったら食べ物は違うし、街並みも違う。人も違うので、新しい発見が尽きない。結構楽しんでいます。
そうですか、アウトドア派にはもってこいですね。私は、むしろインドア派なので、発狂するかもしれません(笑)
発狂は言い過ぎでしょ(笑)
ところで、旅行が好きというお話が出たので、好きつながりで音楽の他に好きなこと、趣味みたいなことはありますか?
動物が結構好きですね。特に水族館!イルカが好きです。
どういうところが好きなんですか?
「おれはお前たち人間のすべてを知っているぞ」という顔をしているところでしょうか。
かわいいですよね♪
確かに。あの顔を見ると、心の奥まで見透かされているように感じます。動物のそういった無邪気なところはかわいいですよね!
ええ。でも、ほんとに家を空けることが多いので、なかなかペットを飼うのも難しいし、だから水族館にはよく行っていると思います。
それでは最後にひとこと、今回のシュタール・フィルの演奏会へのご出演あたって意気込みをお聞かせくださいますか?
僕は今、フリーのチェロ奏者として全国の色々なオケに参加したり、沢山の方と室内楽をやったりしています。オーケストラも様々で、大きなオーケストラから室内オケと呼ばれる編成まで色々な現場で音楽の作り方を学んでいます。
中でも、アンサンブル金沢のような室内オケの音楽作りはとてもエキサイティングです。
シュタールも、室内オケの編成ということで、皆さんとエキサイティングな時間を作っていけるといいなと思っています。
一緒にエキサイティングな時間を作っていけるよう精進したいと思います。
佐古さん、本日はお忙しいなかインタビューのお時間をいただきましてありがとうございました。
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